レイヴァンとルセア

024

~以下、支援会話より~
 
ルセア「・・・レイモンドさま」
 
レイヴァン「まだ居たのか、ルセア。うろうろされると気に障る。故郷へ帰らないなら後ろへ引っ込んでろ」
 
ルセア「・・・帰る所などありません。あるとすればコンウォル家がわたしの帰る場所でした・・・」
 
レイヴァン「コンウォル家はもう無い。縛られる必要は無いと何度言えば判る?」
 
ルセア「レイモンドさまこそ何度言えば復讐をあきらめて
くださるのですか?」
 
レイヴァン「うるさい!その話を蒸し返すなと・・・」
 
ルセア「いいえ! 今日こそ言わせていただきます!!レイモンドさまは、復讐などを考える方ではありません!」
 
レイヴァン「おまえに俺の何がわかる!」
 
ルセア「今のあなた以上に、レイモンドさまご自身のことをわたしは知っています!幼いころからずっとずっと一緒だったんですから!!口では、そうやってわたしを突き放すようなことばかりおっしゃって・・・でも、本当はいつだって気遣ってくださる!あなたは、自分が思うほど変わってなんかいない!!
 
レイヴァン「ルセア、声が大きい!」
 
ルセア「いやです! もういやです!!どうして、変わったふりをなさるのですか!?それを教えてくださるまで、わたしはここを動きません!!わたしのことが気に障るならこのまま放っておいてくださればいい!わたしのことなど無視してくださればいい!!」
 
レイヴァン「・・・・・・わかった。わかったから・・・落ち着け。子供か、お前は・・・」
 
ルセア「・・・・・・」
 
レイヴァン「おまえの方が年上なんだぞ?自覚あるか?」
 
ルセア「・・・すみませんでした・・・」
 
レイヴァン「・・・怖かったんだ」
 
ルセア「え?」
 
レイヴァン「俺にとって・・・おまえは最後の家族だ。プリシラは・・・もう、そう思ってはいけないだろうからな。・・・その最後の家族を失うのが怖かった」
 
ルセア「・・・・・・・・・そ・・・んな・・・」
 
レイヴァン「だから、おまえを戦場から遠ざけたかった。・・・だが、辛い思いをさせたようだな、すまない」
 
ルセア「レイモンドさま・・・!」

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